王子様とお姫様
びちゃびちゃなパジャマを脱ぎ捨て、お風呂に向かう。
物音を立てないよう静かに階段を降りる。
寝室からはお父さんのいびき。
相変わらずうるさいなぁ…。
お風呂場まで来た私は鏡の前で髪を縛る。
本当に夢だったのかな。
今でも信じられない。
…ん?
汗がびっしょりって事は熱があった所までは本当?
でもパジャマ着てたし部屋に普通に寝てたし…
段々頭が混乱してくる。
ああ、もういいやっ!!!
もうすぐ夜明けの頃、私はお風呂に入った。