王子様とお姫様
学校について、上靴に履き替えてる時。
「おはよう美織!!」
って今日も元気な舞の声。
「おはよ~ぅ」
対照的に私はあくび交じりの挨拶で返す。
「寝不足ー?」
顔を覗き込む舞。
「んー…なんかさぁ…」
私は舞に昨日の事を話し始めた。
だって誰かに聞いて欲しい。
たとえ夢だとしても…。
あんなに胸がきゅんきゅんした。
一目惚れした。
舞は夢だったのかもわからない私のあやふやな話を真剣に聞いてくれた。