【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
耳から身体中に染み渡っていくようなその魔法のフレーズ一つで、感情も快感も高まっていく。



「あぁ……ん…っ!」



絶え間なく与えられる熱いキスと愛撫は、奥底に眠るあたしのオンナの部分を目覚めさせてくれる。



やがて拓海さんの熱を自分の中に迎え入れた時、その待ち侘びた瞬間に心も身体も甘く痺れた。


幸福感に呑まれて目を閉じると、温かいモノが一滴、こめかみに伝っていく。



「お願い…。ずっと…あたしだけを、見てて?
あたしだけを…好きでいて」



甘い刺激に喘ぎながらも、ごく自然に言葉が出てきた。


束縛したら嫌がられるんじゃないかと思うと、怖くて言えなかった言葉が。


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