【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
そう考えると早く事務所へ戻りたくなって、盛り付けを終えたあたしは足早に工場を後にした。


時計の針は午後2時を指している。


世間の皆は今頃連休を楽しんでるんだろうな。


あぁ、この雲一つない無駄に天気のいい真っ青な空が恨めしい…。



それでも事務所に入っていくと、


「相川、お疲れさん」


と拓海さんが微笑んでくれるだけで、疲れも不安もほんの少し和らぐんだ。



挨拶をしてから千葉ちゃんと話していると、園田さんがこちらに向かってちょこちょこと歩いてきた。



「相川先輩、お疲れ様です!
ちょっと教えてほしいんですけど…」


「うん、何?」


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