【続】SWEET＊AFTER７〜ハジメテの社内恋愛〜

そう言って、園田さんは屈託なく笑う。


そこには妬みのカケラも感じられない、純粋無垢でキレイな心だけがあった。


こんなことを言われたのは初めてで──素直に嬉しい。



だけど、あたしは園田さんに憧れられるような人じゃないよ？



「…自分に自信がないのはあたしも同じだよ。ただ言いたいことをすぐ口に出しちゃう性格なだけ」



それは長所でもあり短所なんだけど、と言って短く笑った。



「園田さんも言いたいこと言って、自分のやりたいようにやってみたら？

たまにはいいと思うよ！後先考えずに好き勝手やってみるのも」



あたしの言葉に一瞬考えるような表情をした園田さんは、すぐに一段と明るい笑顔を見せた。