あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】




「ほんといい加減にしないと殴るよ?」


いやほんとマジで。



「どーぞー」


ドスッ!


わ~鈍い音したー


「っっつ!!マジで腹殴りやがっ・・・て・・・」


わー痛そー


自分で殴っといて『痛そー』はないか。

「ちょ、何してんの百合!!」

奈美が焦る。


「だって、殴っていいって勇輝が言ったし?」


「ほんとに殴ると思わないでしょ!?」


奈美怖い・・・・


「お前…俺殴っていいと思ってんのかよ…」


つらそうに勇輝が言う

「だからー勇輝がいいって言ったんじゃん~?」


あんま私をナメてちゃ痛い目見んだから!!

「そ…じゃなくて…」


「分かってるって!でも、勇輝だって私、こんな性格だから慣れとかないと付き合えないよ!」


勇輝はマジかよって顔してる。


いつもの仕返しー
やられっぱの性格じゃ ないんでー。


私は笑顔で教室を出てった







< 90 / 310 >

この作品をシェア

pagetop