天使の笑顔

それに、春と言ってもまだ肌寒いからあんまり人がいなくて特等席みたいな感じ。



「・・・もと。宮本!」


あんまり人と会いたくない時とかにもちょうどいい。



「宮本!!」



『わぁ!なに!?』



「大丈夫か?さっきから喋ってないけど・・・」



『うん。ゴメン、ボーっとしてた!』



ちょっと自分の世界に入りすぎてたみたい(笑)



三浦君に心配かけちゃった・・・・



「三浦~!見舞に来たぜ~!!」



「おぉ!来てくれたのか?ありがとな!」



そんなことを考えてると、三浦君の友達が来た。



私は邪魔にならないようにそっと病室から抜け出して屋上に向かった。



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