家元の花嫁【加筆修正中】
極上の一服≪ゆのの巻≫
目が覚めて、時計を見ると午前4時。
隣りのベッドを確認。
隼斗さんの姿は無かった。
もしかして、私に気を遣って違う部屋で寝たのかな?
私、先に寝ちゃったし……。
寝室を出て、隼斗さんを探した。
2階にはいない。
1階を探してみよう…。
私はリビングを通って、奥の部屋を探した。
ここにもいない。
どこにいっちゃったの?
もしかして……散歩?
外はまだ暗いのに?
私は突き当りの部屋の前に来た。
ん?ここだけ、襖?ってことは、和室?
私は襖をそっと開けた。