家元の花嫁【加筆修正中】


「今日中に使わねぇと失効するから、気をつけろ?」


「えっえっ…ちょっ、そんなこと急に言われても…。」


「2つしかねぇから、よ~く考えて2つに絞れよ?」


私は頭が混乱。


別にプレゼントなんていらない。


だって、好きな人と1日一緒に過ごせるんだもん。


これ以上のことなんてないよ。


他には…他には……。


私は隼斗さんに目を向けた。


そう言えば、隼斗さんのお茶を点てる姿…カッコ良かったなぁ。


もう一度見たいって言ったら、欲張りかな?


「それじゃあ、1つ目は隼斗さんがお茶を点てる姿が見たいです。」


「はっ?さっき点てたよ?」


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