積極的なご令嬢
異変


ダダダダダッ
私は走って、先輩の教室に向かう。
…そして叫ぶ。
「せーんぱーい!愛乃がきーたよーん!」
うわぁ、視線が痛い。
あ、先輩みっけ♪
「こらっ!華崎ー!叫ぶなー!」
「きゃー♪先輩大好きー!」
ギュ~
「はぁ、華崎、離せ。」
…あ、ヤバ
「ごめんなさい。ね、先輩許して?」
で、上目遣いをすればっと♪
「ったく。許してやるから離せ。」
そう言って、私の頭を撫でてくれる。 
キュンッ/////
「はぁい♪じゃあ、部活行きましょ?」
先輩はバスケ部に入っている。
だから、私はバスケ部のマネージャーをしている。
もちろん、先輩目当てだけどね♪
「おい、何してるんだ?早く来いよ。」
うわ、また胸キュンッ/////
「はぁい♪今いきまぁす!」
そして笑顔でついていく。
…先輩が少しずつ変わっていっているとも知らずに。
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