小さな幸せ
「いいの?」


「いいに決まってる。駄目って言うと思ったの?」


「いや、なんとなく…」


「まあ、独占欲強いからな俺…でも応援する気持ちはちゃんとあるから。」


惣はポリポリ頭を掻きながら、


「今日はちょっと、若い和実を知ってる武智さんにも嫉妬しちゃったし、

 早見さんにも和実が憧れの目で見てるからイラッとしたしな。


 他の男に愛相振りまく和実に耐えられるか不安ではある…」



ちょっと、しょんぼり俯く惣に

嬉しくって胸がキュッとなっちゃう。



「もぉ、世界で一番惣が好きよ。

 心配いらないのに。」


そう言って左手にそっと右手を重ねる。



惣は「ちぇっ」と口を鳴らすと、


「もう、煽ったのは君だからね!覚悟してよ!」


そう言うと、ウィンカ-を出してお城のような建物に入っていく。



「ここって惣!!ちょっと待ってっ」



*%&#*+&%$#”////


はぁ、生まれて初めて、ラブホでH、



経験してしまいました。////










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