小さな幸せ
「おはよう!」


校門の前、



児童会長の佐々君があいさつ運動中。

ちょっとドキドキしながら挨拶する。


「おはよ!」


「あれ?毬乃、お前その格好、、、」


「えへへ、変身~なんてね?変?」


「べ、別にいいんじゃね?似合うし、」


「サンキュ。」


走り出すぼく


スカ-トが風に揺れる。


髪がサラッと動く。


いつかぼくも和実ちゃんみたいな女の子になりたい。


砂糖菓子みたいな女の子。





おまけ END
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