赤い狼と黒い兎Ⅱ
―――薄暗い路地裏。
そこに男の雄叫びと、骨が折れる音が響き渡る。
最後の1人の男が、ドサッと地面に力無く倒れる。
『……終わりだ』
あたしがそう呟くと、隠れていた男たちが倒れている男共を運ぶ。
…正確には、サツがパトカーに男共を運んでいる。
「ご苦労様です。引き続き宜しくお願いします」
『ああ……』
サツたちは仕事が終わると本署に戻って行く。
…この仮面、返り血付いてねぇかな。
フードを目深に被り、路地裏から出た。
他のメンバーはもう終わっただろうか…?