狼さんとの付き合い方
「あぁ、何で俺がこんな仕事しなきゃいけないの~」
「仕方ないだろ、お前の所為なんだから」
「はぁ!?うっせぇバカ晋夜」
「俺がバカだったらお前はどうなんだよ」
「喧嘩は良くないよ、ヤメよ、二人とも…」
ここは放課後の教室。
昨日と違って、瑠樹ではなく晋夜と海牙と一緒。
…って、何で私まで付き合わされてるんだぁあああ!!
晋夜によると、彼らは何か仕事があるようで。
二人じゃ人手が少ないから、私を雑用として誘ったらしい。
生憎由眞君や瑠樹は逃げてしまって…
この野郎…