図書室で・・・



「工実・・・・・」

切なそうな声で私の名前をよんだ。



そして、
だんだんと先輩の顔が近づいてきて、私は素直に目を瞑った。




もう日が落ちて、薄暗くなった公園で私と先輩は唇を重ねた。







合わさっては離れ、離れてはまた唇を合わせた。




唇が離れる度に先輩は私の名前を呼んだ。





私を欲しがるように・・・・・・。
















< 83 / 98 >

この作品をシェア

pagetop