妹婚約者
「…そろそろリビングに行こっか?」
キスしてからお互い何もしゃべらず、しんとしていた空気を涼さんによって変えられた。
「そう…ですね?」
やっぱり、涼さんは私にキスしたことに関してなんとも思ってないのかな…
下に着くと生徒会のみんなが揃っていた。
「桜ちゃん…だよね?」
私の目の前まで来て首を傾げた海斗先輩
「は、はい…?」
「か、可愛いー!!」
いきなり叫ぶと私に抱きついて来た。
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