黒縁メガネ男子に恋してる

でも。


「…………」


智哉はなにも答えない。


つまり、それが、答えだ。


智哉はイジワルも言うけど、人を傷つけるようなことは言わないものね。


雄太は、やっぱりサイテーなヤツだ。


あたしが目を伏せると、智哉は、ギュッと、強くあたしを抱きしめた。


「悪いのは、雄太だから。
あんなヤツのこと気にするな」


「…………」


「綾華……」


「ゴメン、大丈夫だから」

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