黒縁メガネ男子に恋してる

「お母さんがそんな状態で話ができないから、しかたなくお父さんも呼んだんだけど」


「はい」


「お父さんはお父さんで、いきなり雄太君に殴りかかろうとしたり、頭ごなしにお母さんを怒鳴り散らしたりで、止めるのが大変だったの」


「はぁ……」


雄太のお父さん、なんだか怖そう。


思わず顔をしかめると、遼子さんも困ったような表情で、ため息まじりに続けた。


「まぁ、そんなこんなで、どうも雄太君は、田舎のおじいさんのところにやられることになるみたいよ」


「えっ、そうなんですか……」


せっかく、それほど大きな罪にならなくて済みそうなのに……。

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