君のハートに直球勝負

中田隆ノート



「ほんとにこれは夢じゃないの?」


只今放課後で、俺の隣を歩くこの女。

ダサコこと山中夢。


「・・・いや私の名前は夢だけど。そーゆんじゃなくて・・・
隣に中田隆が存在してることは現実?」


・・・冗談を交えながらずっと1人で話してる。


ギュッ


・・・・!!


「あっ存在があることは確かだ。」


こいつ、普通に俺の手握ってるけど!!!
何!?

どうすればいいの!?


『・・・なぁ?これは手繋いで歩きたいって事?』


「なっ・・・いやッ・・・アホな事いうな。」


・・・いやいやアホか?




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