忘れた恋の記憶。【完】

苺香の手が俺を握っていた

「こんな感じ?」

「…………」

心臓がドキドキしつつ
懐かしい感じがした

その瞬間俺の中の前世の俺が
感情をおもむくままに
出してしまったかのように
言ってしまった


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