抱きしめたら充電完了!
充電Ⅱ
学校からしばらく歩いて俺の学校の生徒が行きつけの安いお店に入った


このお店のおばちゃんと俺の学校の生徒は仲が良い


「あら俊輔いらっしゃい彼女と来たのかい?」


「おばちゃん彼女じゃないよ」


あら残念何ていいながらあっち座ってとジェスチャーでやるので俺はそれに従って席についた


一番奥の席まで行くのに同じ学校の女子生徒に声をかけられたが別に仲が良いわけでも無いから
愛想笑いをしつつ通った

「調子乗ってんなよ転入生のクセに」


……は?
加奈子ちゃんが通った後に聞こえた女子の声。どこがどう調子乗ってる?

「おい」


「紅林君何食べるの?何がおいしいの?」


加奈子ちゃんは別に気にしてないよって感じでメニューを開いていたけど

「お前、悪いことしてないじゃん。そんな顔すんな」


メニューみえないだろってくらい顔を近づけて泣いていた


「……なんであんなこと言われないといけないのかなぁ」


「さぁ?可愛いから嫉妬してんじゃねぇの?……おばちゃん季節アイス頂戴?」


「はいよー。あ、彼女は初めてね?じゃあおまけ付けてあげる」


おばちゃんと話してる時加奈子ちゃんはずっと硬直していた


「……どうした?」


「え?……あ、サラッと言っちゃうんだなと思って」


「……ん?何を?」


「モテるはずだよね……そりゃあんなこと言われないといけないのか」


加奈子はあーサラッと可愛いから嫉妬してんじゃねぇの?っていえる男の子っているんだ


と驚いた。しかもほとんど無自覚で……きっと俊輔は自分がイケメンの部類に入るのも自覚していない


「は?……別に悪いことしてないじゃん」


このセリフもきっと俊輔は優しいんだ


「いや……うん」


おばちゃんの持ってきた季節アイスを一緒に食べた

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