LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
時間を守ってても、罪悪感が湧いてしまう。
「この前な?先輩に教えて貰った居酒屋があんねん。そこ行かへん?」
「私は、構わないけど…」
デートの主導権は、100%彼が持ってる。
私は、ついて行くだけ。
連れて行って貰うだけ。
特に行きたい場所もないけど、店長に「福智さんは意外と自己中なんだね」と言われて、そう思うようにも、なってしまった。
彼氏を悪く思うなんて、どこまで私も最低なんだか。
落ちるとこまで、落ちた人間なのかも。
脳裏にちらつく、あのお客さん。
今日は、お店に来てるだろうか。
「この前な?先輩に教えて貰った居酒屋があんねん。そこ行かへん?」
「私は、構わないけど…」
デートの主導権は、100%彼が持ってる。
私は、ついて行くだけ。
連れて行って貰うだけ。
特に行きたい場所もないけど、店長に「福智さんは意外と自己中なんだね」と言われて、そう思うようにも、なってしまった。
彼氏を悪く思うなんて、どこまで私も最低なんだか。
落ちるとこまで、落ちた人間なのかも。
脳裏にちらつく、あのお客さん。
今日は、お店に来てるだろうか。