LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「そんな時に申し訳ないけど、お願いがあるんだ」
「“お願い”?何ですか?」
「オーナー夫妻はシフトがあるから断られてね。香椎さん、月曜日って空いてない?」
差し出された案内状。
“上半期・優秀マネージャー賞受賞 斎藤旭ーアサヒー”と書かれてる。
「え?斎藤さん、凄いじゃないですか!」
これは、担当エリアの売り上げを多く上げたマネージャーに贈られる賞。
しかも1人だけで、簡単に貰えるモノではない。
「たまたまだよ。それに授賞式パーティーがまた月曜日なんて、人が集まらないし;;」
「…主人も連れて行きましょうか?」
人前で“主人”て、恥ずかしい事、言っちゃったな。
「“お願い”?何ですか?」
「オーナー夫妻はシフトがあるから断られてね。香椎さん、月曜日って空いてない?」
差し出された案内状。
“上半期・優秀マネージャー賞受賞 斎藤旭ーアサヒー”と書かれてる。
「え?斎藤さん、凄いじゃないですか!」
これは、担当エリアの売り上げを多く上げたマネージャーに贈られる賞。
しかも1人だけで、簡単に貰えるモノではない。
「たまたまだよ。それに授賞式パーティーがまた月曜日なんて、人が集まらないし;;」
「…主人も連れて行きましょうか?」
人前で“主人”て、恥ずかしい事、言っちゃったな。