LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
嫌ではないが、朝から賑やか過ぎるし、どう3人を見てろと。

案の定、車中では芽ちゃんが成美と話ながら大爆笑。

コンビニで休憩し、お茶を買おうとすれば、永斗を抱いてた俺に、杏を渡してトイレへと行ってしまう。

スリングは少し苦手だが、泣かれないだけマシなのか?



「海斗、ガムはあった?」



「結構あった」



成美はお茶とコーヒーが入ったカゴを持ち、レジへと行く。

永美を抱いたままだが、慣れた手付き。

2人、並んで見せを出て、成美に杏を預けて缶のタブを開けてると、芽ちゃんも来た。

再び公園を目指し、着いた時には、駐車場はほとんどいっぱいだった。

10時だというのに、人気だ。





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