好きって伝える隙がない。【短編】






薫SIDE




起きると部屋に海原がいた
心臓が破裂する・・・(汗





昨日、同じ方向だって言ったことを怒ってるみたいだった




あやめが海原を彼女だって言ったそうだ・・・
嬉しいけど恥ずかしいって





「それ?」

海原が指をさす方向に視線を移す


あ・・・


「可愛い趣味してんだね!」

「こ、これは・・・」

「いーよ、いーよ誰にも言わないしっ」

「えっと・・・」






俺が抱いてたウサギのぬいぐるみを指差していた

恥ずかしい・・・












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