腹黒剣士に惚れました。

いつもの優しい口調ではあるが、怒りの滲み出るその声は、私の大好きな貴方のもので。

「その子を放しなさい、、。」

低く唸る様なその声に、驚いて後ろを振り向く男は、突然目を見開いた。

「し、新選組の沖田っ…‼」
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