ケータイ戦士セーラーフォーン
鈴音
「名前とかは?……」
ププ
「残念ながら分からないププ……
ただケータイ戦士が五人居ると言う事だけは間違いないんだププ」
瞳・鈴音・奈美
「「「……」」」
しばらく沈黙が続いた後、最初に口を開いたのは瞳だった。
瞳
「その内、いつか現れるんじゃないの?」
鈴音
「そうね」
奈美
「それまで"お預け"って訳?」
瞳
「ま、良いんじゃない? それまで三人で頑張ろう!」
奈美
「そうだね☆」
鈴音
「そう言う事にしましょう☆」
ププ
「ププ~♪」
翌日、慌てて登校する瞳。
瞳
「寝坊しちゃったぁ~っ!」
ププ
「瞳、急ぐププ!」
交差点を渡ろうとした時、信号無視して走って来た車とぶつかりそうになる瞳。
キキイィィィィーッ
瞳
「!!」
その時、すんでの所で瞳に飛び付き車の衝突から救ったのは、
瞳と同じくらいの少女だった。
突然の出来事で慌てる瞳。
瞳
「あ、あの……」
少女
「急に飛び出すと危ないわよ」
瞳
「あ、ありがとう」
去って行く少女にお礼を言う瞳。
ププ
「瞳、気を付けるププ」
瞳
「う、うん」