レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
道を違えて、復讐に走る子も中にはいるのかもしれない。
それしか表現の仕方をしらなくて、目標がなかったから。
「…聖」
「……………」
起き上がると、私は聖を抱き締めた。
「……っ?!」
びっくりして、聖が目を真ん丸にして私を見る。
「…私、聖嫌いじゃないよ。
一緒に遊んでた時の聖は、間違いなく聖だった」
「…ちげえよ、あれは嘘だ」
「そんなわけないよ、私には分かる」
「…はあ?!何が分かるんだよ」
「………だって、演技であんな笑ったり出来るわけないもん」
「…出来んの、レンタル彼氏やってたから」
「………甘い物、好きなんでしょ?」
「……………」
「学と友達なんでしょ?」
「……………」
「私と一緒にいて、笑い合って、つまらなかった…?」
「…………………」
答えられないのか、聖は押し黙って俯いた。
「…私、聖のしたこと許せない。
伊織は弱い人なのに。
でも、憎むことはしたくないんだ」
「何でだよ!憎めばいいじゃねえか!
お前と伊織を俺は引き裂いたんだ!」
私はゆっくり首を振る。
それしか表現の仕方をしらなくて、目標がなかったから。
「…聖」
「……………」
起き上がると、私は聖を抱き締めた。
「……っ?!」
びっくりして、聖が目を真ん丸にして私を見る。
「…私、聖嫌いじゃないよ。
一緒に遊んでた時の聖は、間違いなく聖だった」
「…ちげえよ、あれは嘘だ」
「そんなわけないよ、私には分かる」
「…はあ?!何が分かるんだよ」
「………だって、演技であんな笑ったり出来るわけないもん」
「…出来んの、レンタル彼氏やってたから」
「………甘い物、好きなんでしょ?」
「……………」
「学と友達なんでしょ?」
「……………」
「私と一緒にいて、笑い合って、つまらなかった…?」
「…………………」
答えられないのか、聖は押し黙って俯いた。
「…私、聖のしたこと許せない。
伊織は弱い人なのに。
でも、憎むことはしたくないんだ」
「何でだよ!憎めばいいじゃねえか!
お前と伊織を俺は引き裂いたんだ!」
私はゆっくり首を振る。