レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
ワンコールで尚子は出た。
「もしもし、尚子…」
「いずちんっ!」
切羽詰まった声に、本当に何かが起こったんだと思った。
「……落ち着いて聞いて。聖がっ、聖がね」
「……聖……?」
「自殺未遂で病院にいるのっっ!!!」
「えっ?」
「早く、来てあげて!!」
「……………」
ぎゅううっと携帯を強く握った。
このまま、握り潰してしまいそうなぐらいに。
息が、出来ない。
あの日。
もっと。
聖と一緒にいたら。
メイクも何もしないで、私は急いで着替えてから家を飛び出した。
お兄ちゃんのバイクを許可を取らず、勝手に乗り込んだ。
怒られるなら、怒られてやる。
そんなん全部後だ。
……………聖!
どうして、自殺未遂なんて……。
どうして、どうして!
尚子と学は、聖が私に復讐の為だけに近付いたことを知らない。
だから、私を必死に呼んだんだ。
違う、違うよ。
今、聖が会いたいのは……。
「もしもし、尚子…」
「いずちんっ!」
切羽詰まった声に、本当に何かが起こったんだと思った。
「……落ち着いて聞いて。聖がっ、聖がね」
「……聖……?」
「自殺未遂で病院にいるのっっ!!!」
「えっ?」
「早く、来てあげて!!」
「……………」
ぎゅううっと携帯を強く握った。
このまま、握り潰してしまいそうなぐらいに。
息が、出来ない。
あの日。
もっと。
聖と一緒にいたら。
メイクも何もしないで、私は急いで着替えてから家を飛び出した。
お兄ちゃんのバイクを許可を取らず、勝手に乗り込んだ。
怒られるなら、怒られてやる。
そんなん全部後だ。
……………聖!
どうして、自殺未遂なんて……。
どうして、どうして!
尚子と学は、聖が私に復讐の為だけに近付いたことを知らない。
だから、私を必死に呼んだんだ。
違う、違うよ。
今、聖が会いたいのは……。