レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「ちょっとっ、待っててねっ、せんせぇ呼んでくるっ」
涙を拭いながら、美佳は病室を急いで飛び出した。
そんな、美佳を見て。
……酷いモノを見せてしまったことを後悔した。
下唇をぎりっと噛む。
と、同時にまた誰かが病室に入って来た。
美佳かと、思って見るとスーツを来た男が二人。
直感で刑事だと思った俺は咄嗟に身構える。
「…立花、伊織君だね?」
「……はい」
「あー、私達はこういうものだけど」
そう言いながら警察手帳を見せた。
それに反応をせずに、真っ直ぐに見つめた。
刑事二人は話を続けた。
「目覚めたばかりで本当申し訳ないけど、何があったか話してもらえるかな?」
「……………」
俺は黙って頷いた。
動揺なんかしない。
もしも、生きていたなら。
間違いなく、警察に事件のことを聞かれる。
そんなことぐらいは想定の範囲内だったから。
どこまでも俺はあざとい。
醜すぎて、吐き気がした。
涙を拭いながら、美佳は病室を急いで飛び出した。
そんな、美佳を見て。
……酷いモノを見せてしまったことを後悔した。
下唇をぎりっと噛む。
と、同時にまた誰かが病室に入って来た。
美佳かと、思って見るとスーツを来た男が二人。
直感で刑事だと思った俺は咄嗟に身構える。
「…立花、伊織君だね?」
「……はい」
「あー、私達はこういうものだけど」
そう言いながら警察手帳を見せた。
それに反応をせずに、真っ直ぐに見つめた。
刑事二人は話を続けた。
「目覚めたばかりで本当申し訳ないけど、何があったか話してもらえるかな?」
「……………」
俺は黙って頷いた。
動揺なんかしない。
もしも、生きていたなら。
間違いなく、警察に事件のことを聞かれる。
そんなことぐらいは想定の範囲内だったから。
どこまでも俺はあざとい。
醜すぎて、吐き気がした。