レンタル彼氏 Ⅱ【完結】
「会社では意外としっかりしてるよ?俺」
「…信じられない」
「だろうね、泉と会った時はフリーターだったわけだし」
「そうだよね?!いつ働き始めたの?」
「…この、後」
バツが悪そうに笑うと、聖は手首の傷を見せながら言った。
皮膚が突っ張って、はっきりわかるわけじゃないけど、しっかり見たらすぐにリスカ痕だとわかる。
それを見て、息が詰まった。
「あの後から、しっかりしなきゃって思った。
いずちゃんに悲しい顔させらんないってね」
「……聖」
「好きだからね、いずちゃんのこと」
「……うん」
聖は傷痕が残る、その手で優しく頭を撫でてくれた。
「私も聖、好きだよ」
「うん、知ってる」
「だから、クリスマス出かけようね」
「うん、イルミ見に行こうよ」
「行きたいっ」
聖は笑うと、甘いモン食べに行こうかと前へ歩きだした。
それに頷くと、私も足を踏み出す。
「…信じられない」
「だろうね、泉と会った時はフリーターだったわけだし」
「そうだよね?!いつ働き始めたの?」
「…この、後」
バツが悪そうに笑うと、聖は手首の傷を見せながら言った。
皮膚が突っ張って、はっきりわかるわけじゃないけど、しっかり見たらすぐにリスカ痕だとわかる。
それを見て、息が詰まった。
「あの後から、しっかりしなきゃって思った。
いずちゃんに悲しい顔させらんないってね」
「……聖」
「好きだからね、いずちゃんのこと」
「……うん」
聖は傷痕が残る、その手で優しく頭を撫でてくれた。
「私も聖、好きだよ」
「うん、知ってる」
「だから、クリスマス出かけようね」
「うん、イルミ見に行こうよ」
「行きたいっ」
聖は笑うと、甘いモン食べに行こうかと前へ歩きだした。
それに頷くと、私も足を踏み出す。