レンタル彼氏 Ⅱ【完結】

狂喜…聖



この女は知らない。



はしゃぎ回る心の内で。
冷たく、見下ろす俺の存在を。


笑みは自然と浮かぶ。
だって。

次、飲みに行った時の出来事が伊織を崩壊させるのだから。



それを考えると嬉しくて嬉しくて堪らない。



ねえ、君は。






今一体どこにいるの?


俺が愛して、愛して。
求めて止まない、君は。




今、どこに。
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