二人の王子さま



「冗談だ。
・・・多分手は出さぬ」






「た、多分・・・?」














「・・・多分・・・な」













あたしの右肩に手を乗せ、あたしの耳元でそう、囁いた。





< 28 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop