あたしだけの彼




あたしは泣きそうなのを我慢し

「大丈夫だよ」
と笑顔を向けた。

「バカっ!無理して笑うな」

愛理のその言葉と同時に心が
泣きながら抱きついてきた。

「あんたはバカだ。なんですぐ
うちらに言わないのよ。」

「ごめん。ごめんね。」

あたしたちは玄関で号泣していた。

しばらく泣き続けこの光景が
少し可笑しくなり最後はみんなで
笑顔になっていた。

2人にお礼を言いあたしは部屋に
戻り今日のことは忘れようと決めた


お風呂に入りやることを済ませ
あたしは眠りについた。






ピピピピ...ピピピピ

目覚ましの音で目が覚める。

んー、ねむたい。
はぁ...用意しよっかな。

昨日の今日だし行くのはちょっと
気が引けるが心配かけたくないから
頑張って行かなきゃね。

化粧を終え制服に着替え時間にら
なりあたしは家を出た。

「「おっはよー」」

「おはよう」

愛理と心が待っていて一緒に
学校に向かう。




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