愛のうた。
「水川沙知。 」沙知side
「沙知~お昼買おうよ~~」

「あっ!ちょっと待って!!今財布出すから~」

毎日が平凡の日々。

普通に過ごし、今友達の南名とお昼を買おうとしている。


私は「水川沙知」


高校に入学したばかりの1年生です。



オシャレには疎くて、メイクも最近覚えたところ(泣)



あんまり目立たないし地味・・・。



私は鞄から財布を取り出すとナナの元へ走る。



2人は他愛もない話をしながら廊下を歩いて購買へと向かう。



すると誰かが私の肩を叩いた。



ビックリして慌てて振り返ると、またコイツだ。



「よっ!」笑いながら手を挙げる男子。



コイツは澤俊太郎。通称シュン。



「シュン~~」



シュンとは家が隣同士で幼稚園の頃からの幼馴染。



昔はなんというかナヨっちくて、乙女で今に通する「乙男」



なのに急に中学からケンカっぱやしのヤンキーになり中3でピアス。



高1で金髪になり、今に至る。



まぁシュンの親は昔ヤンキーだったらしいから、そういうのは許すらしい。



それに比べて私。。。





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