だから、笑わないで。


ひとりで抱えているつもりでも、リンや母さんに心配かけまくってる。
そろそろ、決着つけないと。
ちゃんと家に戻れるように。
みんなでご飯を食べられるように。



そのままいしきは途絶えた。











『いまのお前は最低だよ、レン。お前は憂のことが好きって自覚してんのにどうして彼女と別れない?正直、おまえがわからないよ。俺はお前に素直に憂が好きだと言ったじゃないか。こんどは、お前の番だ。待ってるから…』







はっと目が覚めた。
制服のままねむってしまったんだ。
肌寒く感じながらも俺はシャワーを浴びた。



リンが同じ夢をみてるとも知らずに。



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