そして優しい~番外編~
「いえ、もう話は終わりましたから……告白したんですよ」
ズキン!
章弘が笑ってそう言ったからなのか、胸に強い痛みが走った。
「俺、中学の時からずっと、美雪の事が好きだったんです」
章弘は俺の目を見て、ハッキリそう言った。
なんだ、こいつ……まるで、俺の気持ちを知っているかのように……俺を試すように、そんな事……。
俺は無意識に、込み上げてくる怒りを抑えるように、右手を握りしめていた。