のたお印の短編集
…という事は、これが初の無名の『仕損じ』。

炎を切り裂き。

「!?」

ドレイクがカットラスを構えて突っ込んでくる!

オリハルコンで鍛えられたカットラスは、炎さえも両断する切れ味を見せるのだ。

そのまま間合いを詰め、マスケット銃の弾丸を無名に叩き込みつつ。

「うらぁあぁっ!」

渾身の斬撃を浴びせるドレイク!

その威力に無名の体は甲板から吹き飛ばされ、海中へと没する。

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