蜜色トライアングル ~Edges of precise jade


「……っ……ぁあっ……!」


木葉の喉から蕩けるような甘い声が漏れる。

頭に血が上り、気持ちいいということしか考えられない。

目を潤ませて息を弾ませる木葉を、圭斗が情欲に満ちた瞳で愛おしげに見下ろす。

その視線に、木葉は自分の心がぐずぐずに溶けていくのを感じた。


――――もう、ダメだ……。


きっともう、自分の目には圭斗しか映らないだろう。

どんなに情けない自分であっても、大人になれない自分でも……。

もう自分には、圭斗しか見えない……。


圭斗の瞳越しに、熱い気持ちが、深い愛情が伝わってくる。

――――愛されている。

目を熱く潤ませた木葉の体を、圭斗の腕が力強く抱き寄せる。


「木葉っ……」


叫び、圭斗は木葉の腰をぐっと寄せた。

潤んだ部分を深く抉られ、木葉は嬌声を上げる。


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