蜜色トライアングル ~Edges of precise jade



「……木葉っ……」


衝動的に木葉を抱き寄せ、深く口づける。

水に濡れたシーツが木葉と圭斗の間にはらりと落ちた。

……つんと尖った、赤い実。

手を伸ばして触れると、木葉はイヤイヤをするように身をよじった。

そんな仕草も表情も、全てが可愛らしい。


「……んっ……」


鼻から抜けるような甘い声が、圭斗の衝動を揺さぶる。

――――もう、ダメだ……。

圭斗は木葉の体を抱き寄せ、そのままシーツの上に組み敷いた……。



<***>


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