お前が好きなのは俺だろ?


はぁ―……


失敗した。



未来にあんなこと聞くのは、さすがに酷だったな……



「おっはよ―っ!!」


――バシッ



「痛っ……」



後ろから背中を思いっきり叩かれた。



こんなことする奴なんて1人しかいない。



「……弘也」



「な、なんだよ。そんな強く叩いてねぇだろ」



十分強かったと思うけど。



って、こんなヤツ相手してることさえバカらしい……



弘也をシカトしてまた歩き出した。




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