お前が好きなのは俺だろ?
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「ごめん。遅くなっちゃったね」
少し息を荒らして、申し訳なさそうにあたしを見つめる優しい瞳。
「っ///」
や、やっぱりカッコいい―……
「う、うぅん。あたしこそ、ごめんね」
「ふっ、何でキミが謝るの?」
――ドキッ!!
あぁ、やっぱり変わってない……
あの時の優しい一ノ宮くんだ……
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~2年前~
「うぎゃっ!」
ザザザザザ―と勢いよく砂の擦れる音がしながら、あたしはその砂の上に転けた。