動化家2
言葉の魔力とガロスの正体
魔法を何度かしたせいで口元だけが崩れて何か喋っていた。
林檎「お母さん……。」
リリ「林檎…。あなた、まだ恋しいのね。ごめんね。無理矢理、連れてきて…。」リリは石になった林檎を抱きしめ、涙を流した。すると、石が光り出して、石が全部崩れた。林檎はギュッと抱きしめた。
林檎「リリ様…。」
リリ「もう大丈夫よ。」
ガロス「涙で石が溶けるとは……。私の負けだ!石を持っていきなさい。」石を1000個くれた。
リリ「あなたは元は、人間でしょ?」
ガロス「なぜ分かった?」
リリ「ずいぶん前に、ある記事を読んだの。魔法使い殺しで、ある男性が捕まり、魔法省に呪いをかけられ怪物になったって、あなたの事?」
ガロス「その通りだ。私は、大切な恋人を魔法使いに殺されたんだ。見習いの魔法使いが、人間を殺す魔法の実験台として連れて行かれたんだ。」
リリ「呪いを解く事は出来るわ。」
ガロス「やってくれないか?」リリ「条件がある。動化家に住む事が条件よ。」
ガロス「私は、動物に変身しない。」
リリ「ある液体をかければ変身するわ。」
ガロス「条件をのもう!後1つお願いしたい事がある。魔法使いを探して欲しいんだ。」
リリ「いいわよ。林檎、あなたも手伝うのよ!」
林檎「はい。」
リリは大きな魔法陣を書いた。リリ「魔法陣の中に座って。」ガロスは座った。
リリ「この者の呪いを解きたまえ!」赤く光り出した。
ガロスは人間に変わった。黒髪の長身の男の子がいた。
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