動化家2
光の守神
ホストの奏も部屋に入った。モダンな部屋だった。
奏「いい部屋じゃん!ジャージ着用かよ!」
渋々、ジャージに着替えて地図と本を見ながら歩いた。
黄色い扉の前に来た。
開けると、金色に輝く女性が立っていた。
ゴールク「私は、ゴールクと申します!あなたが、奏さんですね?」
奏「はい!」
奏は、あまりにも美人なゴールクに見とれてしまっていた。
ゴールク「私は、光の守神です。あなたには、大会で光を演出した演技と、光を使い文字を書く事をしてもらいます!」
奏「それより、俺と結婚して下さい!」
ゴールク「バカな話は止めて下さい!」
奏「本気だ!見とれてしまって、ドキドキしてる。魔法がんばるから、優勝したら俺と…。」ゴールク「お友達からなら考えてもいいわ!」
ゴールクは石を渡した。
奏「これは?」
ゴールク「魔力を高める石よ!」
奏が持つと金色の光に包まれた。奏の背中には、金色の羽が生えていた。
ゴールク「まさか…。伝説の守神様?」
奏「守神様?」
ゴールク「石を持つと魔力が強いと羽が生えるのよ!」
奏は、光を使った演出を披露して、光で文字を書いた。
ゴールク「マスター早いわ!これは、優勝間違いなしだわ!賞金が手にはいるわ!ハハハハ!」
奏「賞金?」
ゴールク「動化家には、様々な魔法チームがあるのよ!賞金をかけた大会には、強力な魔力を使う者がいるから侮れないわ!賞金が手には入れば、念願の銅像を作るのよ!みんなのね!」奏「ゴールクさん。お金が大切なんですね…。」
ゴールク「バカね。一番は仲間よ!二番に命、三番にお金よ!みんなの銅像を作って絆を深めたいのよ!」
奏「優しいんですね。嬉しいです。いいチームに入れて…。」ゴールク「大会まで頑張ろう!」
奏は、課題をマスターして大会に向けて頑張っていた。
< 129 / 145 >

この作品をシェア

pagetop