動化家２

１０の質問～ララ

ララが道を進んで行くと、理緒の声が聞こえた。理緒「今から、１０の質問をします。全部、正直に答えなさい。１つでも嘘をつくと、罰を与えます。」ララ「わかったわ。」理緒「第１問。あなたが本当に好きな人は誰ですか？」ララ「ナナに決まってるじゃない！」理緒「１問目から嘘をついたわね！あなたの心の中にはカオルでいっぱいよ！」ララ「それは…。」理緒はサりア様から貰った水晶で魔法を使った。理緒「この者！１問目から嘘をついた。許してはいけない！罰を与えます！ラーイド！」水晶は光り出し、真っ黒い穴にララは吸い込まれた。理緒は動化家に戻った。理緒「サりア様。ララは１問目で嘘をつきました。罰を与えた。」サりア「わかった。１問目から嘘をつくなんて、動化家の恥曝しだわ。」カオル「サりア様…。」サりア「あなたは、純粋よ！動化家の一員って言えるわ。嘘をつく事が、昔は禁止されていたのよ。この調子だと動化家みんな嘘つきね。」カオル「でも、純粋な心だけじゃ…。」ジオラ「サりア様に口答えするのか！」カオルは黙った。サりア「いいわ！最後はあなたが愛するリリよ。あの子は嘘つきかしら？それとも純粋な心かしら？後で、カオルに罰を与えた人を水晶で見せてあげるわ！」ジオラ「人の心は黒い。動化家のみんなもきっと黒いだろう。」カオルはリリが帰ってくるのを待っていた。