動化家2
神の森
リリとシューケルは神の森に向かった。神の森は、雲を抜けた所にひっそりあった。
白い門の前に来た。
シューケル「すみません。」
上空から、おじいさんが降りてきた。
おじいさん「誰だ!」
シューケル「お久しぶりです!シューケルです!」
おじいさんは、シューケルの顔を覗いた。
おじいさん「シューケルか!久しいの!」そう言って握手をした。
おじいさん「今日はどうした?」
シューケル「実は…。」
リリ「新しく出来た動化家を追い出され、私達は行く所がありません。前にいた動化家は乗っ取られて…。意地でも取り返したいんです!ですから、ご協力お願いします!」リリは頭を下げた。
おじいさん「シューケル、この人は?」
シューケル「赤の魔法使いのリリ様です。動化家の当主様です!」
おじいさん「そなたが、赤の魔法使いならびに、当主様かぁ!」おじいさんは口笛を吹いた。すると、神の森の住人がみんな集まって来た。
みんなは一斉に星の形をした物を降り注いだ。
シューケルとリリは光り出した。
おじいさん「ここまで来た褒美だ!受け取りなさい!」
2人は、色違いのマントを着た。
おじいさん「このマントは魔法を防御出来る優れものじゃ!」シューケル「神様、どうにかして動化家に戻りたいんですが、結界を張られていて入れません。」
おじいさん「1つ条件がある。私達、神様は上空でしか人や物を見ていない。だから、私達を離れでいいから、置いてくれないか。」全員が頭を下げた。
リリ「分かりました。シューケルいいよね?」
シューケル「はい!」
おじいさん「ありがとう。」
リリとシューケルと神様達は話し合った。
< 97 / 145 >

この作品をシェア

pagetop