幕末ヴァンパイア


「大丈夫だ…あいつなら受け止める


あいつが何を思ってんのか知らねぇ…

だが多分……いや…そうだ…


あっしゅは…


俺達に自分を殺してほしかったんじゃねェか?

…あいつはまだ受け止めれてねぇ…

だから…あいつが受け止めれるまで放っておけ…

今、構ってもあっしゅを余計に苦しめる…


なんなら、あいつが受け止めれるまで俺達は待っておくしかねぇだろ……?」





………………………



「土方さん、アンタの言う通りだな」

「ちっと先走っちまったぜ」

「すまねぇ土方さん」



「いや、

分かってくれたんならそれでいいんだ」



物わかりのいい三人で良かったと、内心安堵している








あっしゅ……………
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