蜜色トライアングル ~String of origin



「……っ、お願い……もう……っ、ゆづるっ……」

「イカせて、って言ってみ?」

「そ、そんな……っ」


由弦の動きは一段と激しくなる。

骨盤から揺さぶられるようなその快感に、木葉は絶叫した。


「――――っ!!」

「言って」

「……ぉっ、お願いっ、イカせてぇぇ……っ」


快感に耐え切れず叫んだ木葉の体を、由弦は後ろからぐっと抱きしめた。

由弦の汗が木葉の肩にぽとりと落ちる。

由弦のものが荒々しく最奥を蹂躙するのを感じながら、木葉は頭の中で意識が広がり、爆発するのを感じていた……。



< 114 / 122 >

この作品をシェア

pagetop