隣の席のオオカミ!【完】
『オレはマジだ』

そんなオレの反論は、我ながら子供じみたモンだと思った。


アイツはまた、笑みで顔を歪ませた。


『なら、ゲームに参加するんだな』

今思えば、オレはアイツの挑発に上手く乗せられただけの話だ。


やっぱり、策士は苦手だ。

そして、嫌いだ。


ちなみに、アイツっつーのは──宮城のことだ。


オレはアイツの娯楽に、まんまと付き合わされたんだ。

そして、勝ち負けにこだわりすぎちまった。


だから、オレは断っちまったんだ。
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