【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
潤の車で、家まで帰ってきた。

私の車は兄が乗って帰ったら駐車場もあいている…


私は今日山で見聞きしたことをきいた。


潤の答えは…

「俺は、彩音が思っているような男だったよ。
 女が抱いてほしいと言えば抱いたし・・・
 まあ…俺の女って言われたくないから付き合ったりはしなかったけどな

 携帯もプライベート用を二台持ってたくらいだったからな…」


『????』


「ああ…本当のプライベート用とその辺の女用だよ。
 本当の番号教えっと面倒だろ。
 抱ければいいんだから・・・」


すらすらと話す潤は別人のようだ。

「でも、今はプライベート用一台しかねえよ。
 この電話にかけてくる女はお前だけだよ…
 信じろよ。俺のこと。」

潤はそういうと私を抱きしめた。
< 123 / 166 >

この作品をシェア

pagetop